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日立ソリューションズ、ネットワークの障害発生状況を可視化する「ネットワークパス自己監視サービス」を提供

 株式会社日立ソリューションズは5日、企業内ネットワークや広域ネットワークのアクセス状況を監視・分析し、障害の発生箇所や影響範囲を従業員が利用するデバイス上にリアルタイムで表示する「ネットワークパス自己監視サービス」を提供開始した。

 ネットワークパス自己監視サービスは、「Cisco ThousandEyes」を活用して、ネットワーク構成やアクセス経路のオブザーバビリティ情報を収集、分析し、障害発生状況を従業員が利用するPCやモバイルデバイスなどに分かりやすく表示する。

 これにより、従業員のネットワークにつながらないストレスや不満を緩和し、デジタル従業員エクスペリエンス(DEX)の向上を支援する。また、ITサポート部門においても、障害の発生箇所や影響範囲を特定、周知することで、従業員からの問い合わせが減るため、復旧作業に専念できるとしている。

「ネットワークパス自己監視サービス」の適用効果

 日立ソリューションズでは、2020年から企業内ネットワークや広域ネットワークのアクセス状況を可視化し、監視するソリューションであるCisco ThousandEyesの導入支援やトレーニング、技術サポートを提供してきた。そこで、顧客のDEX向上にCisco ThousandEyesを活用できるよう、ITサポート部門向けの情報を一般従業員にも分かりやすく伝えられるサービスを新たに提供するとしている。

 ネットワークパス自己監視サービスの価格は個別見積もり。別途、Cisco ThousandEyesの契約が必要となる。