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センチュリー・システムズ、インターフェイスを拡充したIoTゲートウェイ「FutureNet MA-X320/LD」を発表

 センチュリー・システムズ株式会社は10日、IoTゲートウェイ「FutureNet MA-X300シリーズ」の新製品として、各種インターフェイスの拡張・拡充を行ったモデル「FutureNet MA-X320/LD(以下、MA-X320/LD)」を発表した。価格はオープン。

 MA-X320/LDは、多様なインターフェイスとマルチキャリアLTE対応により、さまざまなIoTデバイスを統合する高機能なIoTゲートウェイ製品。産業用途やリモート監視システムにおいて、効率的なデータ収集と通信を可能にする。

FutureNet MA-X320/LD

 RS-232 が多ポート化(3ポート)されており、複数のシリアル機器との接続を簡易に行える。また、RS-485も多ポート化(2ポート)され、そのうち1ポートは全二重通信に対応し、高速かつ安定したデータ通信を提供する。さらに、CANポートを1ポート搭載し、産業用制御や車載ネットワークのような厳しい要求に対応した通信を可能とする。

 Ethernetポート、接点入出力、USBポート、SDカードスロットも装備しており、外部センサーやアラーム装置、ストレージ拡張との高い互換性を提供する。また、受注生産オプションとしてPoE給電にも対応しており、配線を簡略化し、設置コストの削減に寄与する。

 さらに、他のMA-X300シリーズと同様に、-20℃~60℃の動作保証、ファンレス設計、変動電源対応など、厳しい環境にも対応できる耐久性を備える。