センチュリー・システムズ、セキュアエレメント搭載IoTゲートウェイ「FutureNet MA-X200シリーズ」を発売

　センチュリー・システムズ株式会社は15日、セキュアエレメントを搭載したIoTゲートウェイの新製品「FutureNet MA-X200（以下、MA-X200）」および「FutureNet MA-X220/L（以下、MA-X220/L）」を発売した。価格はオープン。

　MA-X200シリーズは、MA-X300シリーズと同様に高性能な64bitデュアルコアCPUを採用し、さらにNXP製のセキュアエレメント「SE050E2」を搭載することで、データの暗号化や安全な通信を実現し、IoT環境におけるセキュリティを強化している。

FuruteNet MA-X200

FutureNet MA-X220/L

　MA-X200シリーズを利用することで、IoTデータの収集や転送においても高いセキュリティを確保し、IoT環境におけるデータ保護と信頼性を向上させられると説明。また、MA-X200シリーズの物理インターフェイスは、イーサネットが2ポート、RS-232ポートが1ポート、SDカードスロットを搭載し、インターフェイスの拡張は限定されているものの、限られたスペースでも設置可能な小型IoTゲートウェイとしての利用が期待できるとしている。

　MA-X200はベースモデル。MA-X220/LはSIMカードスロットを2つ備えるマルチキャリア対応のLTE通信モジュールを搭載するモデルで、キャリアの通信障害時などに切り替えて運用できる。