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サイバーソリューションズ、グループウェアとビジネスメールを統合した新サービス「SecureCommunicationONE」

 サイバーソリューションズ株式会社は8日、グループウェアとビジネスメールの機能を統合したコミュニケーションツール「SecureCommunicationONE」を発表した。

 SecureCommunicationONEは、メール機能とグループウェア機能を統合して提供するサービス。

 このうちメール機能は、国内の企業向けに開発されたクラウドメールサービスで、直感的な操作性と堅牢なセキュリティを兼ね備え、BCP対策やセキュリティ機能を標準装備しているという。

 セキュリティ機能としては、ウイルス対策、スパム対策、標的型攻撃対策(ランサムウェア対策)や、誤送信防止機能、メール審査機能などを標準搭載。またPPAP対策のため、メールにファイルを添付すると自動的に専用ストレージに移動されダウンロードURLに変換してメール送信する機能も搭載。メール受信者はダウンロードURLからワンタイムパスワードを取得し、安全にファイルのダウンロードを行えるとした。

 一方のグループウェア機能は、スケジュール管理、施設予約、タスク管理、ファイル共有、掲示板などの機能を備え、直感的なUI(ユーザーインターフェイス)から利用可能。また柔軟なアクセス権限設定に対応しているので、情報漏えいを防ぎつつ部門やグループ間で円滑な情報共有も行えるとした。さらに、カスタマイズ可能なポータルや統合検索機能により、ユーザーが必要な情報へ迅速にアクセスできるとしている。

 価格は、1アカウントあたり月額500円から。なお、アーカイブ機能、メールボックスやグループウェアの容量追加、最大5GBまでの大容量転送といった機能もオプションとして提供する。

 なおグループウェア機能については、株式会社ワークスアプリケーションズから「ArielAirOne Portal」(以下、Ariel)のOEM提供を受けている。Arielは主に大手企業に向けて提供されてきたが、今回はSecureCommunicationONEを通じて、中堅・中小企業でも利用可能になったとのことだ。