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ワークスのグループウェア「ArielAirOne」がAPI連携を拡大、さまざまなチャットやビデオ会議、カレンダー製品との連携に対応

 株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(以下、WAPE)は6日、大手企業向けグループウェア「ArielAirOneシリーズ」が、MicrosoftやGoogleなどのチャット、ビデオ会議、カレンダー製品とのAPI連携を開始したと発表した。

 ArielAirOneシリーズは、日本企業の複雑なワークフローや画面設定にも対応した、全社の情報基盤共有として利用できるグループウェアソリューション。グループウェア「ArielAirOne Portal」、ワークフロー・開発ツール「ArielAirOne Framework」や、これらを組み合わせたライセンス「ArielAirOne Enterprise」などを提供している。

 今回はこのArielAirOneシリーズが、企業においてよく利用されている、チャット、ビデオ会議、カレンダー製品とのAPI連携に対応した。Microsoft製品ではMicrosoft Teams(チャット、ビデオ会議)、Outlook(カレンダー)に、Google製品ではGoogle WorkspaceのGoogle Chat(チャット)、Google Meet(ビデオ会議)、Google Calendar(カレンダー)との連携に対応。また、チャットではSlackとLINE WORKSに、ビデオ会議ではZoomとの連携もサポートされている。

 チャットとの連携では、従来はメールでしか受信できなかったスケジュールやワークフロー等の通知をチャットサービスでも受信可能になるので、リアルタイムでの情報確認を行えるようになるほか、通知確認のために複数システムを巡回する煩わしさが解消されるという。

 またビデオ会議サービスとの連携では、ArielAirOneでのスケジュールの予定作成と同時に、ビデオ会議サービス側のビデオ会議室をワンクリックで作成したり、カレンダー連携では、ArielAirOneのスケジュールの予定をほかのカレンダーに同期したり、といったことが可能になる。なおカレンダー連携では、同期先でカレンダーを共有すると、ArielAirOneのアカウントを持たない人と自分の予定を共有する、といった使い方もできるとのこと。