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テンダ、動画取り込みや自動音声合成などを強化したマニュアル自動作成ツール「Dojo Ver.10.0」

 株式会社テンダは17日、マニュアル自動作成ツール「Dojo」の新版「同 Ver.10.0」をリリースしたと発表した。Dojoの編集画面をカラー化するリニューアルを行ったほか、動画変換処理機能を強化し、これまではDojoに取り込めなかった動画の取り込みを行えるようにしている。

 Dojoは、簡単な操作でマニュアルを自動作成できるソフトウェア。普段通りにPCを操作するだけで、操作画面取得や文言作成を自動で行い、業務手順書や動画のマニュアルだけでなく、eラーニングコンテンツや、操作を疑似体験できるシミュレーションコンテンツまでを自動で作成できるという。

 今回の新版では、Dojoへの動画を挿入において、Dojo側で動画ファイルのフォーマットを標準化する機能を実装した。これにより、従来は挿入できなかった、スマートフォンで撮影した高解像度でファイルサイズの大きな動画についても、動画の編集やプレビューが可能になったとのこと。

 また、オプションの自動音声合成機能において、記号にポーズ(空白)の長さを割り当て、文中に記号を設定することで、間を空けられるようにした。さらに、文末に挿入するポーズの長さも変更可能にしており、これらの機能によって、メリハリを持った自動音声の再生を行えるようになったとした。

 このほか、2色刷のビジュアルだった編集画面を明るい配色にリニューアルし、アイコンをカラー化するなどの変更により、視認性と操作性を向上させている。

起動時の画面
オプション操作画面