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CTC、仮想マシンとコンテナの共存を支援する「次世代仮想化プラットフォーム支援サービス」

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は11日、クラウドネイティブ技術支援サービス「C-Native」のラインアップに、仮想マシンとコンテナの共存を実現する「次世代仮想化プラットフォーム支援サービス」を追加し、提供開始すると発表した。仮想マシンによる仮想環境に加えてコンテナを活用することで、効率的なアプリケーション開発や提供が可能になるという。

 次世代仮想化プラットフォーム支援サービスは、仮想マシンとコンテナが共存したハイブリッドな環境の導入を支援するサービス。従来の仮想化環境からコンテナ環境への移行を段階的に検証するとともに、設計・構築から運用までを伴走しながらトータルでサポートするという。

 このうち検証フェーズでは、企業のサイトやCTCの総合検証施設「テクニカルソリューションセンター(TSC)」にて環境を構築し、動作確認や機能・性能の検証を実施する。検証後は、実際の利用環境でコンテナ活用に最適なシステム構築を支援。導入後は、効率的なシステム運用やサービス提供につながるトレーニングも実施するとした。

 なお仮想マシンとコンテナの共存には、一元的な管理に加えリソースの柔軟な拡張を可能にする、レッドハットの「Red Hat OpenShift Virtualization」を活用するとのこと。

 CTCでは、仮想マシンとコンテナの共存、もしくはコンテナへの段階的移行を検討する企業などに向けてサービスを提供し、3年間で100社以上の導入を目指す。