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ServiceNowと日本IBM、ServiceNowを基盤としたローコード開発技術者を育成する「IBM地域ServiceNow人財育成プログラム」を提供

 ServiceNow Japan合同会社(以下、ServiceNow)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は3日、ServiceNowをアプリケーション基盤として活用したローコード開発の技術者の育成を通じて、地域ビジネスの活性化を推進することを目的とした「IBM地域ServiceNow人財育成プログラム」を12月に開始すると発表した。まずは、IBM地域DXセンターの拠点の一つである広島の地域DXセンターの拠点を中心に、広島地域での展開を予定している。

 IBM地域ServiceNow人財育成プログラムでは、学生とリスキリングを目指す社会人向けに、日本IBMおよびServiceNowが有するローコード開発の知見とノウハウ、AI技術を活用した学習機会を3カ月間のカリキュラムで提供する。これにより、ビジネスニーズに対応できる新たなスキルの習得やさらなるスキルアップを実現し、Iターン、Uターン希望者を含め地域の活性化に貢献していくとしている。

 IBM地域ServiceNow人財育成プログラムは、1)ServiceNowが提供するオンライン学習プラットフォーム「Now Learning」上での「ServiceNow Application Developer Skills」講座(無料)、2)ServiceNowの生成AIを含む新機能などの最新動向を紹介、3)日本IBMによる、ローコード開発でServiceNowをどのように活用すべきかなど実践的な内容を、対面とオンラインで紹介する「開発者視点での事例紹介」と「生成AI watsonx連携紹介」――の3つのプログラム内容から構成される。

 これに加え、講座の中での疑問点や業務での活用方法などを、日本IBMの開発者が専門家としてオンライン相談セッションを通じてサポートする。

 これらのプログラム内容と専門家のサポートにより、ローコードでのServiceNowのアプリケーション開発技術者を目指す上での基本資格である、「ServiceNow Application Developer Core Skills認定」取得を支援する。

 日本IBMとServiceNowは、地域の顧客や協力会社と共に、DX人材創出や地域経済の発展を目指すIBM地域DXセンターとの共創により、IBM地域ServiceNow人財育成プログラムを展開し、需要の高いServiceNow認定資格を持つServiceNow技術者を安定的に育成することで、地域で活躍できるDX人財育成と地域DXの推進を支援していくとしている。