ニュース

ソフトブレーン、新CRM「esm(eセールスマネージャー)」を提供開始

 ソフトブレーン株式会社は9月30日、同社のCRM/SFA「eセールスマネージャー」を再開発し、多様性、複雑さを増すビジネスにフィットしたクラウド型新CRM「esm(eセールスマネージャー)」として提供開始した。

 esmは、新たなアーキテクチャを取り入れ、顧客接点業務を一気通貫で管理可能としながら、他社サービスとの柔軟な連携の実現や、AI機能も包括した。

 開発に際して、これまでソフトブレーンに寄せられたCRM改善要望の約7割を取り入れ、UXを改善した。これまで以上にシステムへの入力は最小限に、直感的に操作でき、徹底的に手順を減らすことができ、esmに入力したあらゆる情報は、ユーザーが必要とするタイミングで、適切に利活用できる。

 また、新たにコンポーザブルアーキテクチャを取り入れたことで、ユーザー企業は自社のビジネス変化にいつでも追従できるCRMを、コストや時間をかけずに利用できるとしている。

 顧客接点活動の強化ポイントとしては、あらゆる顧客接点を一元管理でき、さまざまな業務を通じて得られる顧客接点情報を、シームレスに管理できると説明。さらに、蓄積された顧客データに基づき、効果的なマーケティング施策を展開して、顧客とのつながりを強化できる。豊富な機能とAIを活用した業務の自動化により、業務効率を大幅に向上させることで、顧客は価値を提供するクリエイティブな活動に集中できるとしている。

 また、esmはすべての業務を細分化し、小さなコンポーネントとして機能を再構成した。この取り組みにより、ユーザー自身が業種・業態やビジネススタイルに合わせて、必要な機能を自由に選定/組み合わせられるようになった。esmを利用の最中に業務が変化した際には、簡単に、いつでも、自由かつ柔軟に必要な機能を追加できる。システムの再開発は不要で、コストと時間を削減できる。

 さらに、これまで中小企業向けのeセールスマネージャーには提供をしていなかったBI機能(データ分析機能)を、オプション利用できるようにした。Excelでの予実管理や案件管理からの手間から脱却が可能となり、より多角的に情報を活用できる。また、AIコンシェルジュ機能も近日利用可能で、AIの力を活用したさらなる業務効率化に貢献するとしている。

 esmは第一弾として、中小企業向けに提供を開始した。利用料金は1ライセンスあたり月額3500円(税別)から。最低利用ライセンス数は5ライセンス、最大利用ユーザー数は30人。ソフトブレーンでは、新ソリューションをリリースし続けており、esmも近日中に大手中堅規模の企業向けに次期強化版をリリースするとしている。