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ソフトブレーン、CRM/SFA「eセールスマネージャー」に追加できるCTIシステム「esm call」を提供
2025年9月9日 15:18
ソフトブレーン株式会社は9日、クラウド型CRM/SFA「eセールスマネージャー」の新機能として、クラウド型CTIシステム「esm call」を提供開始した。
esm callは、eセールスマネージャーに追加できるクラウド型CTIシステムで、高い安全性と99.99%以上の高稼働率を実現する。また、eセールスマネージャーを契約していない顧客でも、esm call単体で利用できる。
esm callにより、eセールスマネージャーの顧客情報を起点とした電話業務が可能になる。顧客からの着信時に、発信者番号にひも付くeセールスマネージャーの顧客情報や活動履歴、商談情報などをPC画面に自動でポップアップ表示できる。これにより、顧客を待たせることなく、スムーズで質の高い応対を可能にする。
また、eセールスマネージャーの顧客リストや活動報告画面に表示されている電話番号をワンクリックするだけで架電できる。電話番号の打ち間違いによる誤発信を防ぎ、インサイドセールスやコールセンターにおける架電業務の効率を向上させる。
外部からかかってきた電話をインサイドセールスやコールセンターで受電した後、担当営業やアフターサービス部隊へ転送できる。問い合わせ内容に応じて担当部署に電話転送できるため、電話の一次受けや取次業務を効率化する。
発着信の通話履歴は、自動でeセールスマネージャーの顧客情報にひも付けて記録される。オプションで通話録音機能を追加すれば、通話履歴から録音データの再生もできる。これにより、担当者不在時でも他の社員が代理で対応内容を確認できるなど、組織全体で顧客対応の状況をリアルタイムに共有できる。
esm callは、基本的なCTI機能に加え、設定したルールに基づいてスキルや待機時間に応じてオペレーターに着信を自動で振り分けるACD(着信呼自動分配)や、音声ガイダンスにより、顧客の目的に合わせて適切な窓口へ着信を誘導するIVR(自動音声応答)など、本格的なコールセンター運営に必要な機能を標準で提供する。スモールスタートから大規模な運用まで柔軟に対応する。
提供価格(税別)はライトプランの場合、初期費用が20万円、月額費用が8万1000円(40アカウント、同時通話数3、受電時の分岐数10、月300時間の録音時間を含む)。