サイオステクノロジーのクラウドワークフロー、Microsoft Teams運用の適正化を支援する新機能

　サイオステクノロジー株式会社は25日、クラウドワークフロー「Gluegent Flow」のラインアップである「Gluegent Flow for Microsoft 365」において、Gluegent Flowの申請情報を用いてMicrosoft Teamsの設定・管理を自動的に処理する新機能「Teamsリソース管理」を提供開始すると発表した。

　「Gluegent Flow」は、申請・承認・決裁の一連の業務をクラウド上で実行できるワークフローシステム。申請フォームや承認経路を柔軟に設計できる、PCだけでなくモバイル端末などマルチデバイスに対応している、Google Workspace やMicrosoft 365といったグループウェアと連携してアカウント管理や自動処理を行える、といった点を特徴としている。

　今回はそのMicrosoft 365向けであるGluegent Flow for Microsoft 365において、ビジネスチャットツールのMicrosoft Teamsの運用で抱えがちである、「チームサイトの乱立」「コスト」「業務の煩雑性」という課題の解決を目的に、「Teamsリソース管理」機能を提供する。

　Microsoft Teamsと連携し、チームの管理、ユーザー（内部・外部）の管理、リソースの管理といった、3つの管理における自動処理を実行することで、チームサイトの追加や更新、削除など適切に管理できるようになるため、チームサイトの乱立防止や野良チームサイトの撲滅などを実現し、ガバナンスを強化できるとしている。

　また、必要なチームサイト数に整理することによって不要なデータが削除され、Microsoft SharePoint Onlineの容量不足の解消につながるほか、作業の自動化により、人手による煩雑な作業が不要となることから、作業ミスの防止と業務工数の削減も実現するという。

　なお、Gluegent FlowのBusinessプランまたはPremiumプランを契約し、利用中のグループウェアがMicrosoft 365である企業は、追加費用等が発生することなく、すぐに新機能を利用できるとのこと。