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アイ・オー・データ、NAS製品「LAN DISK」向けのクラウドバックアップサービスを提供
国内法に準拠した国産クラウドにデータを保管
2024年9月26日 08:30
株式会社アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー・データ)は25日、自社のNAS製品群「LAN DISK」のデータをクラウドへバックアップするサービス「NarSuS(ナーサス)クラウドバックアップ」を提供すると発表した。
NarSuSクラウドバックアップは、自社のNAS製品を利用する企業に向けたクラウドバックアップサービス。データを保管するクラウドストレージとして、国内法に準拠した国産クラウドを採用しており、BCP対策だけでなくデータ主権の確保においても、信頼性の高いデータ保護環境を提供するという。
また、簡単な操作でバックアップ設定が完結でき、クラウドの利用が初めての利用者でも迷わず利用できるほか、NASメーカーであるアイ・オー・データ自身が提供することで、オンプレミスからクラウドまで、データの保存を一気通貫で提供できる点もメリット。利用企業は、必要なサポートを1つの窓口で受けられるとしている。
ラインアップとしては、1TB/3TB/5TBの保存容量と、1年/3年/5年の年数から希望する組み合わせを選択でき、価格例(税込)は、保存容量1TB・1年で3万6300円、保存容量3TB・1年で10万6700円、保存容量3TB・3年で31万3720円、などとなっている。
なおNarSuSクラウドバックアップは、顧客企業からNASの保守・管理を委託されている保守・管理会社などでも利用可能で、遠隔から各種設定が可能なため、機器の設置場所(顧客企業)に訪問する作業を削減し、保守業務を効率化できるとしている。