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マネーフォワード クラウドインボイス、送付前の承認ワークフローをサービス内で完結できる新機能

 株式会社マネーフォワードは24日、クラウド型請求書受領・送付システム「マネーフォワード クラウドインボイス」の送付プランにおいて、「承認ワークフロー」機能を提供開始したと発表した。

 マネーフォワード クラウドインボイスは、請求書の受領や送付をクラウド上で行えるサービス。請求書の受領に特化したサービスとしてスタートした後、2023年6月からは、請求書をはじめ、すべての取引関係帳票の送付業務を自動化できる機能を追加し、受領機能(受領プラン)と送付機能(送付プラン)の2本立てでサービスを提供している。

 今回はそのうちの送付プランにおいて、サービス内にワークフローを組み込み、送付前の請求書の回覧をスムーズに行える「承認ワークフロー」機能を提供する。請求書を送付する際には、多くの企業において、請求書の内容を社内の別の担当者が確認するといったことが日常的に行われているが、この新機能を利用すると、サービス内で請求書の回覧を完結できるようになるという。

 承認者の候補は「組織・役職」「従業員」「取引先の自社担当者」の3パターンから選択でき、取引先ごとの営業担当者とその上長、経理担当やその上長などを承認者に設定して、承認ワークフローを走らせることが可能。一度作成したワークフローは保存されるので、以降は都度設定しなくとも、ワークフロー候補として表示できる。また、最終承認されるまでは申請者のみが申請を取り消せるとした。

 一方、承認側では、1件ずつ帳票プレビューを見ながら承認することも、複数を選択して一括承認することも可能。差し戻しにも対応しており、任意でコメントを入力できる。

 なお、承認ワークフロー機能は有料契約の利用者が対象のオプション機能となり、オプション契約が別途必要になるとのこと。

申請側の画面イメージ
承認側の画面イメージ