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コンカー、日本国内にデータを保存するためのデータセンターを開設

 株式会社コンカーは13日、日本国内にデータセンターを開設したと発表した。

 コンカーは、顧客の業務のデジタル化を支援するため、日本国内にデータセンターを開設したと説明。今後、対象サービスのデータは日本国内に保持され、処理される運用になるとしている。

 データセンターの開設により、セキュリティやプライバシー意識の高まりから、機密データの国内管理を希望する顧客へのデジタル化支援や、公共機関が原則とする国内データセンターを採用する方針への対応が可能になると説明。データセンター開設後も、追加サービスの構築、安定したサービス提供のため引き続き取り組みを続けるとしている。

 データセンター対象サービスは、Professional版のConcur ExpenseおよびConcur Expenseに関連する追加サービス。Professional版のConcur Invoice、Concur Travelは今後リリース予定。

 コンカー代表取締役社長の橋本祥生氏は、「この度、無事に日本国内にデータセンターを開設することができました。本件に関しては、これまで多くのお客様からご要望をいただいておりました。我々に期待してくださるお客様の思いに応えるべく、2019年よりSAP Concur本社へ日本国内のお客様の満足度、利便性向上に欠かせないものであると提案を続け開設が実現しました。データセンター開設後もサービスを拡充し、今まで以上に多くのお客様にご満足いただけるよう引き続き努めてまいります」と述べている。