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メタップス、AWS横断監視ツール「srest」に「タスク管理機能」を追加

 株式会社メタップスホールディングス(メタップス)は22日、同社が提供するAWS横断監視ツール「srest(スレスト)」で、新機能となる「タスク管理機能」を提供開始した。

 srestは、Amazon Web Services(AWS)やクラウド監視ツールなどのインフラログやコストを横断的に収集し、可視化、一元管理を実現するサービス。

タスク一覧画面(イメージ)

 タスク管理機能は、一覧表示されるイベントログに、担当者や優先度、期限、ステータスなどを加えられる機能。これにより、異常への対応状況をリアルタイムに把握し、対応の遅延や抜け漏れを防止する。

 ログベースでタスクを作成し、詳細な情報を追加できるため、別のタスク管理ツールなどを併用する必要がなくなり、対応の迅速化・効率化につながる。AWSやDatadogなど、複数のサービスを横断して、システム全体のタスクとその優先度・対応状況を一目で把握でき、個別に連絡して進捗を確認する必要がなくなることに加え、対応の遅延や抜け漏れを防止し、障害を未然に防ぐことが期待できるとしている。

 メタップスでは、タスク管理機能により、srestはイベントログの「監視」から「管理」へと進化したと説明。今後は、外部タスク管理ツールとの自動連携なども検討するとしている。