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メタップス、AWSコスト管理ツール「srest」にコストの急上昇を早期検知する新機能を追加
2025年3月28日 11:51
株式会社メタップスホールディングス(メタップス)は27日、Amazon Web Services(AWS)のコスト管理ツール「srest」を強化し、「異常検知機能」を提供開始すると発表した。AWSのサービス単位でコストの急上昇を検知・通知できるため、不要なコストの発生やインシデントの早期発見を支援できるという。
srestは、複数のAWSアカウントのコストデータをさまざまな角度から可視化する機能により、企業のAWSコスト管理をサポートするサービス。詳細なコスト分析を行えるダッシュボードなど、多様な機能を提供している。
今回同サービスに追加された異常検知機能は、AWSサービス単位でのコスト急上昇を自動で検出し、管理者に通知するもの。サービスごとのコスト異常を検出し、ダッシュボード内で通知するほか、利用者にはメールやSlackなどを通じてアラートを自動送信することもできる。
また今後は、異常検知に加え、過去のコスト推移や異常発生の傾向をレポーティングする機能が強化し、コスト異常の原因分析をより詳細に可視化できるようにしていく考え。さらに、異常の発生要因をAIによって分析した上で、具体的な対策を自動で提案する機能も追加する予定だ。