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D-Link、25GbEアップリンクに対応したスタッカブルレイヤ3スイッチ「DXS-3410シリーズ」
25GbEポート×4、10GbEポート×28を搭載
2024年7月4日 09:00
ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は3日、10Gigabit Ethernet(10GbE)ポート×28、および25Gigabit Ethernet(GbE)アップリンクポート×4を備えたスタッカブルレイヤ3スイッチ「DXS-3410シリーズ」2機種を、同日より販売開始すると発表した。
DXS-3410シリーズは、10Gigabit Ethernet(10GbE)ポート×28、および25Gigabit Ethernet(GbE)アップリンクポート×4を備えたスタッカブルレイヤ3スイッチ。大規模法人のフロアスイッチや棟スイッチなど、ネットワーク集約ポイントでの利用に加えて、大きなデータを扱う法人での利用や、HCI構成による仮想化サーバーの冗長化など、さまざまな利用環境を想定しているという。
また最大9台までのスタック構成が可能で、ポート密度は最大252ポート、スタック帯域は最大200Gbpsとなり、仮想的なシャーシスイッチとしての利用に対応する。さらに、マルチシャーシリンクアグリゲーション(MLAG)、VRRP、最大16ノードまで構成可能なリングプロトコル(ERPS)など多様な冗長化機能を搭載し、ネットワークの信頼性を高められるとした。
管理面では、標準的なCLI管理に加えて、日本語対応の管理画面を提供。このほか、多様な認証機能やセキュリティ機能を備えており、企業のLAN環境において十分な機能性を発揮できるとしている。
ラインアップとしては、10GBASE-T(5G/2.5GBASE-T、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tにも対応)×24、10G SFP+×4、25G SFP28×4を搭載する「DXS-3410-32XY」と、10G SFP+×28、25G SFP28×4を搭載する「DXS-3410-32SY」の、ポート構成の異なる2機種を用意する。
価格(税別)は、XS-3410-32XYが88万円、DXS-3410-32SYが58万円。
なお、両機種ともD-Linkのリミテッドライフタイム保証に対応しており、製造終了後5年間までのメーカー保証を提供するため、同社では、法人ネットワークの運用コストを削減できるとアピールしている。