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テリロジー、「CATO SASE Cloud」のマネージドセキュリティサービスを提供

 株式会社テリロジーは25日、同社が国内で販売するSASEサービス「CATO SASE Cloud」のマネージドセキュリティサービス(以下、MSS)を、グループ会社のアイティーエム株式会社と共創し、7月1日に提供開始すると発表した。

 CATO SASE Cloudは、企業・組織の全ての拠点、データセンター、ユーザー、クラウドをセキュアかつ最適に接続し、ゼロトラストに移行できるサービス。クラウド上で統合管理をすることで、ユーザーの通信状況可視化や一元的なポリシーを適用させたセキュリティ管理(検知・防御)を行える。

 テリロジーでは、SASEの販売に加えてMSSを提供することで、監視・障害一次切り分け、SOC監視対応の支援までを含めた一気通貫でのソリューションを提供する。

CATO SASE Cloud MSS サービスイメージ

 MSSでは、テリロジーがこれまで提供してきたCATO SASE Cloudの構築、保守サービスに加え、テリロジーおよびアイティーエムのセキュリティアナリストが顧客に代わって、CATO SASE Cloudのセキュリティ機能(NGFW/SWG、IPS、NGAM、CASBなど)が出力するログ監視・分析を行う。対処が必要と判断した場合は、顧客の担当者に電話/メールでの通知を行い、インシデント対応を支援する。また、ネットワークを常時モニタリングし、利用状況をまとめた月次レポートの提供/報告会、障害の通知、設定変更サービスなども提供する。

 テリロジーは、アイティーエムがMSPサービスで培った24時間365日のシステム運用の知見と、テリロジーが取り扱うクラウドセキュリティソリューションとサイバーセキュリティに関する技術力を融合し、Sumo Logicの次世代クラウドSIEM、Rapid7の脆弱性リスク管理に続き、第三段としてCATO SASE CloudのMSSを提供する。