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データワイズの人流分析サービス「Datawise Area Marketer」、広告代理店向けのライセンス販売を開始

広告代理店が自社の顧客に向けた提示資料作成に活用可能

 株式会社データワイズは23日、NTTドコモのGPS統計データを活用した人流分析サービス「Datawise Area Marketer」において、6月3日より、広告代理店向けのライセンス販売を開始すると発表した。

 Datawise Area Marketerは、時間や場所ごとに、どの年代・性別の人が何人居るのかを分析するツール。NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者から、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報と属性データの情報を用いており、さまざまなマーケティング戦略に活用できるため、多くの広告代理店から「自社のクライアント企業に人流データの分析レポートを提供したい」といった要望が多く寄せられていたものの、同製品の従来のライセンスでは、購入企業内での利用に限定されていたという。

 そこで今回は、新たに広告代理店向けのライセンスをラインアップすることで、広告代理店が自社のクライアント企業に向けた提示資料の作成に活用できるようにした。これにより、ほかのデータソースでは取得できない人流ビッグデータに基づく提案やレポーティングが可能になるとのこと。

 例えば、エリアごとの最新・詳細な人口動態や、曜日ごとの来店者数データ、来店者の町丁目単位での居住地情報、店前道路の通行人口データなど、細分化された人口動態やクライアント企業における顧客動向の把握が可能になるほか、dポイントクラブアンケートデータと連携し、施設来訪者の世帯構成や年収、金融資産にリモートワーク、外食・中食動向などの分析も可能になるとした。

 データワイズでは、こうした機能を利用することで、屋外広告や交通広告のメディアプランニング、チラシ・ポスティングの配布エリアの検討、販促イベントの候補地の選出など、広告代理店のさまざまな業務における提案・レポーティングの品質を向上させることが可能になると、活用効果をアピールしている。