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バッファローのアクセスポイントとHCNETの認証アプライアンスの動作検証を実施

正規ユーザー/端末のみが接続可能な、セキュアなネットワーク環境を実現

 株式会社バッファローとエイチ・シー・ネットワークス株式会社(以下、HCNET)は31日、バッファローの法人向け無線LANアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」と、HCNETの認証・アカウント管理・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+」との動作確認を実施したと発表した。両商品を組み合わせることにより、管理者が認めた端末やユーザーのみがアクセスできるセキュアな無線LAN環境を構築できるという。

 バッファローのAirStation Proシリーズは、法人向けの管理機能を搭載したアクセスポイント。企業でも採用が広がっているWi-Fi 6対応モデルは、利用規模や速度などに応じた複数のモデルを用意しているほか、Wi-Fi 6E対応モデルや屋外設置用モデルなど、利用シーンに応じたさまざまなラインアップが提供されている。

 一方、HCNETのAccount@Adapter+は、同社のネットワーク認証に関するノウハウを生かして開発された認証アプライアンスサーバー。接続申請を受け付けるユニークな申請ワークフローとアカウント管理の機能を備え、ネットワークに接続するユーザーや端末の認証とアクセス制御を容易に実現し、管理者の管理・運用負荷を軽減するという。また、RADIUS・認証局・アカウントデータベース・DHCPといった各種コンポーネントを1つのアプライアンスで利用できる点も特徴とのこと。

 両社が今回、両製品の相互動作確認を実施したことにより、ネットワークに接続するユーザーや端末の認証とアクセス制御によって、管理者が認めた端末・ユーザーのみにアクセスを許可し、未承認端末からの不正アクセスを排除する、安全な無線LAN環境を構築可能になったとのことだ。

 なおバッファローのWebサイトでは、連携設定例も公開している。