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ユニリタのSaaS連携ツール「bindit」、人事労務クラウド「SmartHR」との連携に対応

 株式会社ユニリタは4月30日、自社のSaaS連携ツール「bindit」が、株式会社SmartHRの人事労務管理クラウド「SmartHR」と連携開始したと発表した。

 SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などのさまざまな労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。また、蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能を備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できるという。

 一方の binditは、SaaSアプリケーション同士の連携をノーコードで行える国産のiPaaS(Integration Platform as a Service)。RPAのように画面操作を自動化するのではなく、SaaSが提供するAPI同士をつなぎ自動化するので、OSやWebブラウザのアップデートによる影響を受けないとした。

 また、このbinditでは、自動化できる業務フローをテンプレート化した“レシピ”をあらかじめ用意しているが、今回は「新入社員管理表に追加した新入社員情報を『SmartHR』に一括登録する」レシピを新たに提供する。

 これにより、例えば、Googleスプレッドシートなどで作成した新入社員管理表を用いてSmartHRに社員情報を登録する、といったことが可能になり、多数の人事情報の更新をまとめて行えるようになるため、業務負荷の軽減や人的ミスの削減を実現するとしている。