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ユニリタのiPaaS「bindit」、kintoneとの連携に対応

 株式会社ユニリタは21日、業務フローを自動化するSaaS連携ツール「bindit(バインドイット)」を強化し、サイボウズ株式会社の業務アプリ構築クラウド「kintone(キントーン)」との連携を開始したと発表した。

 binditは、SaaSアプリケーション同士の連携をノーコードで行える国産のiPaaS(Integration Platform as a Service)。RPAのように画面操作を自動化するのではなく、SaaSが提供するAPI同士をつなぎ自動化するため、OSやWebブラウザのアップデートによる影響を受けないという。また、ノーコードで連携を可能にするインターフェイスを採用しており、入力項目も少なく数ステップで設定完了できるので、ITエンジニアでなくても簡単に使いこなせる点が特徴とした。

 今回、このbinditの連携対象としてkintoneが追加された。これにより、例えば、商品の入庫や出庫に関する通知メールを検知して、kintoneの在庫ステータス「在庫あり」や「発送済み」に自動更新する、といったことが可能になるとした。

 なおbinditでは、自動化できる業務フローをテンプレート化した「レシピ」をあらかじめ用意しており、今回は、「クラウドサインでの契約締結後、kintoneの契約管理レコードを更新し通知する」レシピが提供される。

 これを利用すると、発注書や契約書などの契約管理データベースを運用している場合、発注書や契約書の処理終了後に、自動でkintone上のステータスを更新した上で、Slack等のチャットツールに通知できるようになり、業務フローの効率化と社内共有の自動化につながるとのことだ。