ユニリタ、iPaaS「bindit」でAI-OCR機能と書類作成機能を提供

　株式会社ユニリタは7日、複数のクラウドサービス間をまたいだ業務フローを自動化できるサービス「bindit（バインドイット）」において、AI-OCR機能と書類作成機能を提供開始したと発表した。

　binditは、クラウドのアプリケーション間の業務フローをノーコード・ノープログラミングで簡単に自動化できるiPaaS（Integration Platform as a Service）。

　今回は同サービスにおいて、AI-OCR機能を新たに搭載した。binditでは、自動化できる業務フローをテンプレート化した“レシピ”をあらかじめ用意しており、AI-OCRについては「PDFファイルで受信したファイル内容をAI-OCRで読み取る」レシピが提供される。これにより例えば、メールを受領後、添付ファイル（PDF）をAI-OCR機能で読み取り、Salesforceに記載情報を自動で登録するといったことが可能になるとのこと。

　また今回は同時に、スプレッドシートで作成したひな型書類の特定の項目を置換し、書類を作成できる書類作成機能も追加された。レシピとしては、「スプレッドシートの特定の項目をメール上の値へ置換し、Excelファイルを変換してメールに添付」が用意され、メールで受付後、Excelテンプレートにデータ入力した文書を自動で作成し、メールに添付し下書き保存するといったことが可能になっている。