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ユニリタのiPaaS「bindit」、連携可能なSaaSにクラウドサインを追加

 株式会社ユニリタは13日、業務フローを自動化するSaaS連携ツール「bindit(バインドイット)」が、弁護士ドットコム株式会社のクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」のプロダクトパートナーに認定されたと発表した。これに伴い、binditと連携可能なSaaSにクラウドサインが追加されている。

 binditは、SaaSアプリケーション同士の連携をノーコードで行えるクラウドサービス(iPaaS)。RPAのように画面操作を自動化するのではなく、SaaSが提供するAPI同士をつないで自動化するため、OSやWebブラウザのアップデートによる影響を受けないという。一方のクラウドサインは、契約の締結から管理までをオンラインで行えるクラウド型の電子契約サービスである。

 今回、binditの連携対象となるSaaSアプリケーションに、クラウドサインが加わることにより、電子契約の前後にある業務フローまでを自動化できるようになるため、転記ミスの軽減を含めた業務効率化と品質向上を、同時に実現可能になるとした。

 ユニリタによれば、例えば、「契約書作成依頼メールの記載内容や添付ファイルをクラウドサインの下書きに自動で登録」「クラウドサインで締結完了した確定版の契約書を、クラウドストレージに自動で保管」といった連携が可能になるという。

 前者の例では、これまで、依頼者から送信先などの情報を確認し、手作業でクラウドサインへ登録するといった、1件あたり5~10分かかっていた法務部門での作業が、binditとの連携によって不要になったとのこと。