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メール/チャット向けの監査システム「KIBIT Eye」、ハイライト機能の処理プロセスを変更

 株式会社FRONTEOは18日、メール/チャット向けの監査システム「KIBIT Eye(キビットアイ)」において、ハイライト処理プロセスを変更する機能改善を行ったと発表した。

 KIBIT Eyeは、メールやビジネスチャットのデータを対象に、類似性や文脈をとらえて特徴量をスコアリングする不正検知支援システム。その機能のひとつとして、あらかじめ登録した単語などに色付けをする「キーワードハイライト」と、FRONTEOの自社開発AI「KIBIT」の自然言語処理技術により、疑義性が高いと判断された部分に色付けをする「KIBITハイライト」の2種類の機能を利用できる「ハイライト機能」を提供している。

 こちらは、監査目的に応じてユーザーが任意に設定を行えるようになっており、その有用性が評価されているというが、データ量が特に多い大規模ユーザーにおいては、データの取り込み処理からハイライト処理の完了までに時間を要することが課題だったとのこと。

 そこで今回は、従来の集約処理方式から、クライアント端末で選択・表示された監査データごとの個別処理方式にプロセスを変更することで、ハイライト処理にかかる時間を短縮。サーバー負荷の低減とユーザビリティの向上を実現したとしている。