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パナソニック コネクト、現場映像活用サービス「Cameleo」のカメラ/ユーザー登録上限数を拡大

 パナソニック コネクト株式会社は4日、現場映像活用サービス「Cameleo」のサービスを強化し、カメラ登録上限数を3000台、ユーザー登録上限数を1000人に拡大した新バージョンを3月21日から提供すると発表した。

 Cameleoは、ビジネス向けのクラウドカメラサービスで、カメラで撮影した映像をクラウド上に録画し、PCやスマートフォン・タブレットを使った遠隔監視が可能。外部連携用のAPIを提供し、蓄積したデータの活用を加速させるプラットフォームとしても活用できる。例えば、既存の業務アプリケーションや、画像認識・画像処理AIなどの外部システムと連携することで、サプライチェーンや社会インフラ、金融など多様な分野で映像活用による業務効率化に貢献する。

 サービスではこれまで、カメラとユーザーの登録上限数について、カメラは1000台、ユーザーは100人までとしていたが、顧客の要望に対応するアップデートを実施。カメラは従来比3倍の3000台、ユーザーは従来比10倍の1000人まで、登録上限数を大幅に拡大した。これにより、例えば全国に多数の拠点を持つ小売業や外食業、金融業など、カメラやユーザーの利用規模が大きい顧客にとっても、一元管理がしやすく、より運用しやすいサービスになったとしている。

 また、従来は利用するカメラ台数に応じて登録可能なユーザー数が限定されていたが、顧客の運用に合わせて利用できるよう、カメラ台数によらずユーザーの登録枠を5人単位で柔軟に追加できるオプションも用意した。

 さらに、企業ごとに異なるセキュリティレベルへの対応を目的として、2パターンのログイン認証強化オプション(二要素認証/シングルサインオン)を提供する。