ニュース

ヤマハの遠隔会議ソリューション「ADECIA」、ScreenBeamのワイヤレスディスプレイ受信機と連携対応

ハイブリッド会議での高品質なビデオ・音声会議体験を提供

 ヤマハ株式会社は22日、同社の法人向け音響機器において、ワイヤレスディスプレイソリューションを手掛けるルクセンブルグScreenBeamと、技術連携を行うと発表した。ヤマハの遠隔会議用サウンドソリューション「ADECIA(アデシア)」、遠隔会議向けビデオサウンドバー「CS-800」と、ScreenBeamの展開するワイヤレスディスプレイ受信機を組み合わせ、スマートな遠隔会議体験を提供していくという。

 ADECIAは、遠隔会議・授業を行う部屋に適したマイクロフォンやスピーカーを、一式揃えて導入できるソリューション。天井設置型、卓上有線型、ワイヤレス型の3種類のマイクロフォンに加えて、広い部屋での拡声に最適なラインアレイスピーカーを導入できるため、部屋の広さや参加人数、用途にあわせた遠隔会議環境を柔軟に構築可能とした。またCS-800は、マイクとスピーカー、カメラ、映像出力(HDMI)を内蔵した一体型ビデオサウンドバーである。

 今回の技術連携では、ADECIA、CS-800と、ScreenBeamのワイヤレスディスプレイ受信機「1100Plus」とを併用することで、リッチなコンテンツ共有を必要とする、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド会議・授業に対して、高品質なビデオ・音声会議体験を提供可能になるという。

 なお、1100PlusとScreenBeamの「Conferenceソフトウェア」は、ZoomやMicrosoft Teamsなどの主要な遠隔会議プラットフォームに対応しており、PCとUSB接続可能なAV機器とのワイヤレス接続が可能。参加者は各自のPCから遠隔会議に入り、会議室などでは必要に応じてディスプレイにワイヤレスでコンテンツを共有する、といったことが可能になるとのことだ。