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ヤマハの天井設置型遠隔会議システム「ADECIAシーリングソリューション」、Lumens製PTZカメラとの連携動作に対応

 ヤマハ株式会社は23日、法人向け音響機器事業において、台湾Lumens(ルーメンス)との技術連携を行うと発表した。ヤマハの遠隔会議用マイクロフォンシステム「ADECIA(アデシア)シーリングソリューション」と、Lumensのカメラや制御アプリケーションを組み合わせ、Web会議やビデオプレゼンテーションなどにおける、スマートな遠隔会議体験を提供するとしている。

 ヤマハのADECIAシーリングソリューションは、天井設置型のシーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」、遠隔会議用プロセッサ「RM-CR」、Dante/PoE対応ラインアレイスピーカー「VXLシリーズ Pモデル」、PoEスイッチで構成される遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション。オフィスの中規模会議室向けに、音の入り口から出口までを運用・管理する機器と機能を、トータルで提供している。

 今回の技術連携により、このADECIAシーリングソリューションの構成要素であるRM-CGが、Lumensの提供する制御アプリケーション「CamConnect」を用いて、Lumensのロボットカメラ「PTZカメラ」と同期して動作可能になる。リアルタイムでのボイストラッキングに連動して、PTZカメラが自動的に発言者に焦点を合わせられるため、遠隔会議での良質な映像・オーディオ体験を実現するとのことだ。

シーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」