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メシウス、Excel/PDFドキュメントAPIライブラリ「DioDocs for Excel/for PDF」の新版をリリース

 メシウス株式会社は10日、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリ「DioDocs for Excel/for PDF」の2製品について、新バージョン「V7J SP2」を10月23日にリリースすると発表した。

 DioDocs for Excelの新バージョンでは、ゴールシーク機能に対応した。ゴールシークは、希望の計算結果を先に決めてから、その結果を得るために必要な値を逆算する機能。例えば、「目標利益から必要な回転率を算出したい」「総予算(利益)から調達可能な人員数を割り出したい」といったケースでこの機能を利用することで、複雑な数式を作成することなく求める結果を簡単に導き出せる。

 また、ピボットテーブルに値、ラベル、日付のフィルタを設定できる機能の追加や、帳票テンプレートにフィルタ機能の追加などを行った。

 DioDocs for PDFの新バージョンでは、PDFドキュメント内の画像を削除できるようになった。従来の方法では、指定した範囲に含まれるすべてのコンテンツ(テキスト、画像、注釈など)が削除されていたが、この機能強化により、画像だけを選択して削除できる。

 また、クライアントサイドのみでPDFドキュメントの編集が可能なWebAssemblyベースのPDFビューワの追加などを行った。

 DioDocs for Excel V7J SP2/DioDocs for PDF V7J SP2の価格(税込)は、1開発ライセンスあたり37万4000円、更新が1開発ライセンスあたり18万7000円。