ハイレゾとさくらインターネットが事業協力で合意、相互のクラウドサービスを紹介

　株式会社ハイレゾとさくらインターネット株式会社は12日、相互の事業拡大および事業発展を目指すための協力に合意したと発表した。

　合意に伴い、ハイレゾのGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」と、さくらインターネットの各種クラウドサービスを相互に紹介する取り組みを始める。これにより、ハイレゾの強みである研究開発に特化した計算資源と、さくらインターネットの強みである安定したセキュアな計算資源を、顧客の目的に沿い提供できるとしている。

　ハイレゾとさくらインターネットでは、世界のGPU市場は2022年度では4兆円の規模が、2028年度には12兆円まで拡大すると予測されるという、株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンクの調査を紹介。このように拡大するGPU市場の需要に対応するため、今回の取り組みを決定したとしている。

　両社は今後も、相互の事業発展を目指すと共に、日本におけるAIの発展に寄与するために、協力を行っていくとしている。