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CData、クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」で自然言語からSQLクエリを生成する「AI Generator」機能を提供

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)は21日、クラウドデータ仮想化サービス「CData Connect Cloud」において、生成AI技術であるGPTを使った「AI Generator」機能の提供を開始した。

 AI Generatorは、ユーザーがCData Connect Cloudにプロント入力した日本語文章での分析指示から、自動的にSQLクエリが生成される。「Salesforceの今年の売り上げの月次データを取引先(Account)の担当者ごとに出して」「今月の売り上げの前年同月比は?」といった指示から、SQLクエリを生成できる。

 自然言語処理(NLP)モデルにより、GPTはユーザーのユニークなデータ分析指示を解読し、機械学習(ML)がその指示をSQL構文に変換する。生成したクエリはビューとして保存して、BI・データ分析ツールから使える。

 データソースからのさまざまなカットでの分析指示を、非エンジニアのビジネスユーザーが文章で打ち込むだけで、AI Generatorがデータを表示してくれる。裏で処理されている多くの複雑さはすべてユーザーには意識されず、マーケティングやセールスなどのビジネスユーザーによるデータ活用が飛躍的に向上するとしている。