ニュース

電子契約クラウド「電子印鑑GMOサイン」、電子契約業務をSlack上でシームレスに遂行できるアプリを提供

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)とPCIソリューションズ株式会社は14日、GMOグローバルサイン・HDのクラウド型電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」とSlackを連携させた専用アプリとして、「電子印鑑GMOサイン for Slack」を提供開始したと発表した。これを利用すると、電子契約業務をSlack上でシームレスに遂行できるようになるという。

 電子印鑑GMOサインは、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型電子契約サービス。今回発表された電子印鑑GMOサイン for Slackは、PCIソリューションズが開発したSlack専用アプリで、Slack上にて、電子印鑑GMOサインにおける承認フローの設定、署名者・署名位置の設定、署名依頼、承認作業、締結完了通知、署名(承認)状況確認などを行えるようになる。

 具体的には、PDFファイルをアップロードするだけで、承認フローの設定や署名者・署名位置の設定をSlack上で行えるため、Webブラウザを開かずに、設定を簡単に実行可能。承認作業もSlackで完了でき、Slack上に履歴が残るため、誰が承認し、誰が却下したのかといったことや、却下の理由、コメントなどもスレッド上で容易に確認を行えるとした。

 また、依頼者(送信元)および署名者(相手方)の両方が、署名(承認)状況の一覧をSlackで確認できるので、署名依頼メールを探したり、チャットの履歴を検索したりする手間がなくなる点もメリット。さらに、署名依頼や署名(承認)状況確認、締結完了、リマインドなどをSlack上で通知可能なことから、メールやほかのビジネスチャットでの連絡が不要となり、コミュニケーションがSlack上で完結するとしている。

 なお電子印鑑GMOサイン for Slackを利用するには、電子印鑑GMOサインの「契約印&実印プラン」と「API連携オプション」、および電子印鑑GMOサイン for Slackの利用料金が必要となる。

 価格(税込)は、電子印鑑GMOサインの契約印&実印プランが月額9680円、API連携オプションは、初期費用が11万円、月額費用が1万1000円。また電子印鑑GMOサイン for Slackは、初期費用が3万3000円、月額費用が1万1000円。