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GMOグローバルサイン・HD、「電子印鑑GMOサイン」に契約書向けAI-OCR機能を追加

契約締結に必要な20項目を自動的に抽出

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は28日、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」の「GMOサイン 契約レビューパック」(以下、契約レビューパック)において、アップロードされた契約書をデータ化するオプション「AI-OCR 項目自動読み取り機能」(以下、AI-OCR機能)を提供開始したと発表した。

 「契約レビューパック」は、文書作成ワークフロー、承認・決裁管理から、契約締結、文書管理、更新管理まで、契約にまつわる業務を一元管理する契約ライフサイクルマネジメント(CLM)サービス。同パックでは、契約書の作成に便利なテンプレートを利用可能なほか、書類のチェックや決定の過程も分かりやすく管理できる。また、契約に関わるすべてのステップの状態を一目で把握でき、業務の効率化や簡素化に貢献するとした。

 今回提供するAI-OCR機能では、新規作成した契約書をアップロードすると、大規模言語モデルのAPIを活用して、契約期間や契約情報(契約金、自動更新の有無等)や、当事者の情報(会社名、代表者名、住所等)等、契約締結に必要となる20項目を自動的に抽出し、保存してくれる。

 これにより企業の担当者は、抽出された項目欄を見れば、契約書の全文に目を通さなくても必要とする情報を確認できるようになるため、契約内容の確認スピードと正確性の両立を可能にするという。また、様式が多岐にわたる大量の契約書でも、一貫性と整合性を持って管理可能となるため、契約書管理体制を効率的に改善していけるとのこと。