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IoT通信プラットフォーム「MEEQ」、IoT向けクラウドデータ基盤「GridDB Cloud」と連携

高頻度に発生する膨大な時系列IoTデータの活用をより容易に実現

 ミーク株式会社(旧社名:ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社)は14日、東芝デジタルソリューションズ株式会社のIoT向けクラウドデータ基盤「GridDB Cloud」と、自社のIoT通信プラットフォーム「MEEQ(ミーク)」との連携サービスを開始したと発表した。

 東芝デジタルソリューションズのGridDB Cloudは、高頻度で発生する膨大なIoTデータを収集・蓄積し、リアルタイムで検索・分析を行えるクラウドデータ基盤。一方のMEEQは、直感的なコンソール画面を通じて、簡単にIoT向け通信サービスを購入/決済/登録/管理できるIoT通信プラットフォームである。

 今回、このMEEQとGridDB Cloudが連携することにより、膨大なIoTデータの蓄積とリアルタイムな活用を、スムーズに実現できるようになった。特に、高頻度で発生する膨大な時系列IoTデータ、PB(ペタバイト)規模の総データ量に対応し、それらをNoSQLだけでなくSQLインターフェイスでも利用できるという。

 ミークでは、長期間大量のデータが発生し、それらを蓄積する必要のあるスマートシティや工場IoTなどをはじめ、多くの分野のIoTシステム構築において大きな威力を発揮するとアピールしている。

 なお両サービス間の連携は、MEEQと各種SaaSと連携するためのハブ機能を提供している「MEEQデータプラットフォーム データハブ」(以下、データハブ)を介して行う。すでに、MEEQ AIサービス群、予測分析ツール「Prediction One」、ノーコード業務アプリケーションSaaS「SOVA」などとの連携機能が提供されているが、今回は新たにGridDB Cloudと連携することで、IoTデバイスとGridDB Cloudを容易に組み合わせて使用可能になる。