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ミーク、ナンバープレート情報をテキスト情報として取得するサービス「MEEQ AI ナンバープレート認識」を提供

駐車場における入出庫管理や不正利用防止などに利用可能

 ミーク株式会社は9日、ネットワークカメラなどで撮影した画像から、ナンバープレート情報を汎用性のあるテキスト情報として取得するサービス「MEEQ AI ナンバープレート認識」を提供開始したと発表した。

 ミークでは、直感的なコンソール画面を通じて簡単にIoT向け通信サービスを導入・運用できる「MEEQ」プラットフォームの中で、IoT回線サービス「MEEQ SIM」や閉域網サービス「MEEQ閉域ネットワーク」、オンラインデータベースサービス「IoTデータストレージ」など、さまざまなラインアップを提供しており、そのひとつとして、IoTデバイスからアップロードされるデータをAIで処理し、業務等の自動化をノーコードで実現する「MEEQ AIサービス」を提供している。

 今回はその新サービスとして、ナンバープレート情報をテキスト情報として取得する「MEEQ AI ナンバープレート認識」を発表した。同サービスでは、ネットワークカメラなどからMEEQ SIM経由でMEEQプラットフォームのIoTストレージに自動車画像を送信すると、ナンバープレート情報を認識し、地名やひらがな、番号をテキスト情報として返してくれる。

 また、画像を自動あるいは定期的に送信して、「MEEQ AIナンバープレート認識」を自動運用することも可能で、例えばコインパーキングの運用、宿泊・商用・レジャー施設、オフィスや工場の駐車場での入出庫管理や不正利用防止などに利用できるとしている。なお、MEEQ 閉域ネットワークを経由するため、利用者が特別な認証の仕組みを用意することなく安全にデータ送信可能な点も特長とした。

 料金は、1カ月間で送信する画像の枚数に応じたプランが用意されており、5000枚プランの場合、月額基本料金が3850円(税込、以下同じ)、超過分が1枚あたり0.8円となる。また別途、MEEQ SIM、MEEQ閉域ネットワーク、データプラットフォーム、データハブの利用料がかかるとのこと。