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セゾン情報システムズ、iPaaS「HULFT Square」と電子契約システムとの連携を支援するアプリテンプレートを提供

 株式会社セゾン情報システムズは10月31日、クラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」と、電子契約システムの自動化を支援するアプリケーションテンプレートを提供開始したと発表した。電子契約システムとHULFT Squareとの連携により、承認後の取引先への自動送信(一括送信)と文書管理システムへのアーカイブが可能になるという。

 HULFT Squareは、DX実現に必要な「データ活用するためのデータ準備」や「業務システムをつなぐデータ連携」を支援する、日本発のiPaaS。オンプレミスやクラウドなど、さまざまな環境に分散し管理されているデータを、業務システム間や業種、国・地域をまたいで連携できるように支援する。

 今回はこのHULFT Squareと、契約書画像データへの署名欄追加や取引先への送信、署名状況の管理、契約書画像データ保存などを担う電子契約システムと連携するためのアプリケーションテンプレートが提供される。具体的には、ワークフロー製品「AgileWorks」向けのスクリプト1種類と、電子契約サービス「クラウドサイン」向けのスクリプト4種類が用意された。

 前者では、AgileWorksで入力された情報を他システムに連携するための書類データ取得処理が可能。後者では、クラウドサインに登録された送付前の契約書の書類ステータスを更新し、契約先に一括送信する処理と、契約先が署名した契約書を自社内の文書管理システムに格納するために、クラウドサインからダウンロードする処理が可能になる。