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i-PRO、クラウドカメラサービス「i-PRO Remo.」で最新AIを無料で使えるサービス「TrAI」を提供

 i-PRO株式会社は18日、エッジ記録型クラウドカメラサービス「i-PRO Remo.」の標準サービスを進化させ、そのポテンシャルを最大限発揮させるサービス「TrAI(トライ)」を11月に開始すると発表した。

 i-PRO Remo.は、ローカル録画とクラウド監視を組み合わせることで、スマートフォンでの監視の便利さと信頼性を両立させたサービス。現場に行かずに、カメラの映像をスマートフォンやPCで確認/一括管理でき、リモートでの障害対応も行える。

 i-PROでは、近年、ネットワークカメラは、従来の防犯・監視の役割に加えて、リアルタイム映像ならではの特長と高度化したAIを生かし、工場の工程管理や、来店客の詳細分析によるマーケティング施策の立案支援など、活用の領域を広げつつあると説明。こうした活用への期待が高まる一方で、投資対効果の事前把握が容易ではなく、実証テスト自体にも投資がかかることが、導入の障壁になっているという。

 これらの課題に対し、新たに提供するTrAIは、i-PRO Remo.に接続されたAIカメラとクラウドサービス(SaaS)の仕組みを活用し、最新の業務改善系のAIアプリケーションとダッシュボードを、標準サービス内でトライできるようにした。

 TrAIでは、マーケティング施策立案や現場の業務改善に活用されている「AI人数カウントアプリケーション」とそのダッシュボードを、対応カメラを利用するi-PRO Remo.ユーザーが無料で使えるようになる。

 AI人数カウントアプリケーションは、設定したラインを越えた人数、設定したエリア内の人数をカウントする。その数字をダッシュボード上に表やグラフで表示することで、例えば、来店者数に応じた販売目標の設定、顧客の集中度合いに応じた店舗内レイアウトの変更などの施策立案に活用できる。

TrAIのダッシュボード画面(人数カウント)

 また、TrAIの開始と合わせて11月から、i-PRO Remo.専用の新しいPCビューアーを標準サービス内で提供する。新しい専用ビューアーでは、最大64件の動画視聴やシーケンス表示により、これまでのWebブラウザーによる監視よりも多くのカメラの集中監視が容易に行える。

PCビューアーの画面

 i-PROでは今後、TrAIサービスとして無料で使えるAIアプリケーションとダッシュボードを段階的に増やしていくと説明。例えば、顧客の滞留状況を色で可視化し、顧客の関心領域の判断などにつなげるヒートマップや、設定エリア内の人数が条件を満たした場合に通知し、要員配置の変更などにつなげる混雑検知など、マーケティング施策の立案や業務改善に活用できるものを計画するとしている。