ニュース

PwCあらた、クラウド環境のデータマネジメント診断・態勢構築支援サービスを提供

 PwCあらた有限責任監査法人は27日、クラウド環境のデータマネジメント診断・態勢構築支援サービスを提供開始した。

 PwCあらたでは、同社がシステム監査業務で培った知見とデジタル関連のアドバイザリー経験を生かし、企業のクラウドデータマネジメントの導入検討から導入、継続運用/高度化の各フェーズにおいて一貫したサービスを提供する。

PwCあらたのクラウドデータマネジメント診断・構築支援サービスイメージ

 サービスでは、「予備調査/導入検討フェーズ」においては、優先的に取り組むべき施策の絞り込みを行う「クイック診断サービス」と、その結果をもとにした「プロジェクト計画立案支援」を提供する。

 「導入フェーズ」では、管理態勢構築支援として、ガバナンス体制の整備や、データカタログの生成、データ権限/利用の管理、データ保護とプライバシーフレームワークの構築、データライフサイクルの計画と管理、クラウド環境設計方針の確立など、クラウドデータマネジメントにおける各種取り組みを提供する。

 「継続運用/高度化フェーズ」では、導入したクラウドデータマネジメントの有効性評価や、時代や技術に合わせたクラウドデータマネジメント態勢の継続的な高度化を行っていく。

 PwCあらたでは、データにまつわる課題はそれ単独で存在するものではなく、ビジネスやITシステムと密接に関連しており、単にデータマネジメントに精通しているだけでは、その解決は困難だと説明。「データマネジメントの方法論」に加えて、「業界×業務に対する深い理解」「デジタル(テクノロジー、ITシステム)に関する知見(最新の動向と現実的な活用)」「課題解決の経験値」を組み合わせることで、クラウドデータマネジメント態勢の診断・構築を包括的に支援していくとしている。