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電子請求書発行サービス「freee請求書」、紙の請求書を電子化し送信する新プランを11月に提供

請求書の大量送付から入金消込までを自動化可能に

 freee株式会社は14日、電子請求書発行サービス「freee請求書」において、新プランをリリースすると発表した。価格は月額4980円(税別)からで、11月中の提供開始を予定している。

 freee請求書は、金額を入力するだけでインボイスの計算方法で自動計算し、適格請求書の項目も満たした請求書を発行可能なサービス。見積書・納品書など、請求書以外にもさまざまな書類を作成でき、請求や入金のステータスを一覧画面で管理することで、請求書の送り忘れや入金漏れを防げるという。

 今回発表された新プランでは、請求書のデータ(PDF・CSV)をfreee請求書に取り込むだけで、今の請求書のフォーマットを変更せず、取引先に応じて、メールや郵送代行で送付できるようになる。基幹・販売管理システム等から出力した請求書データ(PDF)をそのまま送付でき、請求書のフォーマットは変わらないので、社内外への影響が少なくてすむ点がメリットだ。

 また、送った請求書を取引先がダウンロードした日時の確認を行え、もし取引先がダウンロードしていない場合にはそれを確認してリマインドを遅れるようになるため、支払い漏れを未然に防げるとした。

 さらに、銀行口座と連携した場合、自動で明細を取得して入金消込を行えるほか、仕訳データも自動で作成され、既存の会計システムに取り込めば、仕訳入力すら不要になるという。

 freeeでは、特に紙の請求書を発行している場合、請求書の印刷・封入・発送の作業がゼロになり、基幹・販売管理システムを乗り換えることなく業務を効率化できるとアピールしている。