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GSXとLogStare、Microsoft 365に特化したログ分析サービスとセキュリティ診断を中堅・中小向けにワンストップ提供

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)は7日、株式会社LogStareと協業し、Microsoft 365に特化したログ分析プラットフォームおよびセキュリティ診断を、中堅・中小企業向けにワンストップで提供すると発表した。

 新サービスは、Microsoft 365向けセキュリティ診断とログ管理ツールをワンストップで提供するもの。Microsoft 365のログ収集とレポートに特化したクラウドサービスである、LogStareの「LogStare M365」を提供するとともに、そのログに基づき、Microsoft 365ならびにAzure ADが適切に設定されているかを診断・評価するサービスを、あわせて提供する。

 LogStare M365では、Microsoft 365の監査ログを、セキュリティ・DX(デジタルトランスフォーメーション)・働き方の3つの視点で可視化可能。セキュリティの視点からは、機密データを社外の人が見られる状態や、退職者が社内情報にアクセス可能な状態を可視化するほか、DXの視点では、Microsoft TeamsやSharePointにアップロードしたファイルの可視化を行えるようにするという。また働き方の視点では、業務時間外のログインユーザーを可視化したり、自宅からのログイン件数を可視化したりできるとのこと。

 さらに、Microsoft 365のデフォルトログ保存期間は90日であり、ログ保存期間を延ばす場合は「Microsoft 365 E5」を契約する必要があるため、1ユーザーあたり月額7130が必要になるが、LogStare M365では、月額200円/ユーザーを追加するだけで6カ月のログ保存を実現できる。GSXでは、これにより、コスト負担を最小化しつつログの保存、定期的な分析、サイバー攻撃の検知を実現すると、そのメリットをアピールしている。

 一方、GSXの診断サービスでは、Microsoft 365およびAzureAD(Active Directory)が適切に設定されているかを診断・評価可能。多くの機能があり理解が難しい設定を見える化することで、セキュアな環境維持を実現するとした。