ニュース

インサイトテクノロジー、 マルチデータベース監査ツール「PISO」のログ分析に「LogStare」が対応

 株式会社インサイトテクノロジーと株式会社LogStareは2日、両社で連携し、マルチデータベース監査ツール「PISO」のログ分析に、次世代マネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」が正式対応したと発表した。

 PISOは、インサイトテクノロジーのデータベースのノウハウに基づいた、データベースセキュリティを強化するマルチデータベース監査ツール。独自技術により、データベースのパフォーマンスに影響を与えずに、特権ユーザーも含めたあらゆるアクセス経路のログを記録する。

 LogStareは、親会社である株式会社セキュアヴェイルの監修のもと、独自開発した純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォーム。クラウドからオンプレミスまであらゆるIT製品を対象に、企業内で発生するあらゆるログ、監視データを一元管理し、日々のネットワーク監視、インシデント発生時の原因分析、AIによる将来予測を一気通貫で実現する。

PISOによるDBアクセスログをLogStareで集計したレポート画面

 両製品の連携は、PISOが記録したデータベースアクセスログをLogStareで自動的に収集し、ログメッセージのリアルタイム監視を行うとともに、データベースアクセスを可視化する。不審なアクセス元の発見や、内部不正により情報漏えいになり得る危険な操作の早期発見にも役立てられる。さらに、ファイアウォールなどのゲートウェイ機器のログと突合することで、情報が外部に流出していないかを追跡するなどの高度なログ分析にも対応する。

 両製品の連携に関して、インサイトテクノロジーとLogStareは共催で、オンラインセミナー「内部犯行を防ぐためのDBアクセスのリアルタイム監視と可視化」を11月28日に開催する。また、今後も両社の持つ国産技術を生かしながら、企業のITインフラに不可欠なセキュリティ運用製品およびサービスの開発・提供を行うことで、国内におけるサイバーセキュリティ水準の向上、社会課題の解決に貢献していくとしている。