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ALSIがリモート受付・接客システムをアップデート、モニタリングや非常コールなどの機能を搭載

Windows OS対応も

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は1日、無人対応/有人接客支援/遠隔対応の切り替えができるリモート受付・接客システム「InterPlay Elastic Framework」をアップデートしたと発表した。新たにWindows OS上で動作するようになったほか、モニタリングやアバター選択、端末画面切り替え、非常コールなど、Webテレビ電話機能を拡張している。

 InterPlay Elastic Framework、活用シーンに合わせてさまざまな機能を自由に組み合わせて利用できる、リモート受付・接客システム。管理者はノーコードで、簡単に操作・設定を行うことが可能だ。

 今回のアップデートでは、まず、広く普及しているWindows OSに対応。すでに所有している端末の有効活用を可能にしたほか、Webカメラや外付けマイクなどの周辺機器についても互換性が高まることで、安定的な動作を実現するとしている。

InterPlay Elastic Frameworkによる導入済サイネージ再活用イメージ

 アバター関連では、通話着信時にオペレーターがアバターもしくは実写での応対を都度選択できるように機能を改善。また、管理画面から接続端末(受付に設置したサイネージなど)の映像を常時モニタリングする機能を搭載した。同機能では、特定端末の相手との通話にも対応する。

 さらに、接続端末に表示するコンテンツを強制的に切り替える機能が追加され、災害発生時などの有事に、緊急情報配信として活用可能になったほか、すべてのオペレーターが対応中の状態でも、窓口からの呼び出しに応答できる「非常コール」機能も追加された。