ニュース

WHI、自治体向け人事クラウドサービス「COMPANY on LGWAN」の対象を正職員にも拡大して提供

 株式会社Works Human Intelligence(以下、WHI)は10日、自治体DXをクラウドで推進するために、会計年度任用職員を対象に提供している自治体向け人事クラウドサービス「COMPANY on LGWAN」を、正職員にも拡大して提供開始すると発表した。

 WHIでは、全国の自治体向けに統合人事ステム「COMPANY」を提供しており、2019年からは会計年度任用職員向けに人事給与・庶務事務クラウドサービス「COMPANY on LGWAN」を提供している。COMPANY on LGWANは、LGWAN(総合行政ネットワーク)を通じたクラウドサービスとして提供するため、各自治体でのインフラの構築・保守作業が不要になり、法改正や制度変更に応じたシステム改修もWHIで実施することで、人事部門の業務負荷を削減する。

 今回、より幅広いデジタル化・業務効率化を支援するため、COMPANY on LGWANの対象を正職員にも拡大して提供を開始した。

 COMPANY on LGWANは、自治体の人事業務に必要な機能を標準搭載し、人事部が利用する人事データ管理や給与計算から、職員が利用する勤怠管理や各種Web身上届、Web給与・賞与明細照会、通常別途ツールやシステムを利用することの多いWeb人事考課まで、まとめてシステム化できる。人事院勧告や税・社会保険制度の変更、組織変更などの変化に対して、追加費用なく、専門チームがシステム対応を行う。

 行政専用の閉域ネットワークであるLGWANを介して提供するため、セキュアな環境で利用できる。また、クラウドサービスであるため、インフラの構築や保守にかかる作業は必要ない。自治体の業務運用を想定した仕組みをあらかじめ用意しているため、各自治体の要件との差分をCOMPANY on LGWANに反映し、各人事マスターと職員情報を取り込むだけで、最短4カ月で利用を開始できる。