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デンソークリエイトの工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX 6.0」、ピボット分析機能や新たな分析アプリを提供

 株式会社デンソークリエイトは12日、工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」の新版「同 6.0」を提供開始すると発表した。

 TimeTracker NXは、ソフトウェア開発、ハードウェア設計、営業、Web制作などの知識労働・デスクワーク業務において、工数管理とプロジェクト管理を行うためのツール。工数を見える化することによって現場の課題や問題点を明らかにし、改善につなげていくことをコンセプトとして開発されている。

 今回の新版では、工数やコストの自在な分析が可能な機能「ピボット分析」を強化し、メンバー別・組織別・プロジェクト横断などで工数やコストを細かく分析できるようにした。

 さらに、高速・軽快に動作するデータ分析用アプリケーション「TimeTracker Analytics」を新たに提供する。これを利用すると、個人別・日別・タスク別といった詳細な分析から、企業全体のプロジェクトを横断したコスト状況の分析までを容易に行えるという。

 また、SAML 2.0のシングルサインオン(SSO)機能が追加され、他サービスのログイン情報でTimeTracker NXにログインできるようになったため、ユーザーの利便性が向上するとのこと。なおデンソークリエイトでは、Azure ADでの動作確認を行っている。

 ラインアップは、使用できる機能の範囲に応じて、Professional EditionとStandard Editionの2つが設定されており、それぞれについてクラウドサービス版とオンプレミス版(年間/永続ライセンス)が用意されているのは従来通り。

 価格も特に変更はなく、Professional Edition 100ライセンス(年間ライセンス)の場合、年間184万8000円となる。なお、最小5ライセンスから購入可能だ。