デンソークリエイトの「TimeTracker NX 7」、プロジェクトのリソース管理をさらに効率化する新機能を提供

　株式会社デンソークリエイトは24日、工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」の新版「同 7」を提供開始すると発表した。今回は同時に、無料体験版の提供も開始している。

　TimeTracker NXは、ソフトウェア開発、ハードウェア設計、営業、Web制作などの知識労働・デスクワーク業務において、工数管理とプロジェクト管理を行うためのツール。工数を見える化することによって現場の課題や問題点を明らかにし、改善につなげていくことをコンセプトとして開発されている。

　今回の新版では、新たに「リソースプランナー」機能が追加された。各仕事の担当者、計画日程、予定工数を可視化し、メンバーの日別負荷を計算して表示できるほか、割り当てられていない仕事や、計画日程が未定の仕事も確認可能なため、メンバーの空き具合や負荷状況を一目で把握し、適切に仕事を割り当てられるという。

　また、プロジェクトの進捗状況やメンバーの負荷状況をリアルタイムで把握できる通知機能「TimeTracker Reporting」も追加された。メンバーの工数入力状況、負荷状況、プロジェクトの進捗状況などを整理し、定期的なレポートとして提供する。さらに、メンバーの一定期間の仕事ぶりもレポートできるので、プロジェクトやメンバーの状況を簡単に把握できるとともに、メンバー自身も、仕事ぶりを整理して振り返る機会を得られるとしている。

　このほか今回は、スマートフォンによる工数の入力や、工数管理・プロジェクト管理をより効率化する多数の新機能が追加されている。

　なおTimeTracker NXは、クラウドサービス版とオンプレミス版が用意されており、最小5ライセンスから購入可能。Professional Edition 100ライセンスの場合、年間184万8000円（税込）となる。