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三菱総研DCS、AWS上のデータ分析環境を最短1カ月で用意する「データ分析スマートスタート」

 三菱総研DCS株式会社は、データ分析環境を最短1カ月で用意するサービス「データ分析スマートスタート」を、7月1日より提供開始すると発表した。クラウドサービスやデータ活用の価値最大化を支援するサービスブランド「FQ Smart+(エフキュー スマートプラス)」の新ラインアップとして提供する。

 データ分析スマートスタートは、SAS Institute Japan株式会社の各種データ分析ソリューションを、利用企業の要望に応じて組み合わせて提供するサービス。同サービスのクイックプランでは、ヒアリング結果に沿って、SAS Viyaによる分析環境をAmazon Web Services(AWS)上に約1カ月で構築するため、データ活用を迅速に開始できるという。

 また、三菱総研DCSのエンジニアによるSAS Viyaの利用方法のサポートもセットになっており、環境構築後にサンプルデータを使ったデータ加工とレポート作成方法をレクチャーするほか、データ活用支援オプションを利用すると、データ活用における課題解決を同社のデータサイエンティストがサポートするとした。

 クイックプランの価格(税別)は、初期費用が300万円から、年額費用が103万円から。AWSの利用料や分析環境の運用費用、SAS製品のライセンス等は別途必要になる。

 なお、企業のデータ活用要件(分析や可視化等の具体的な内容)に応じて、データ分析環境の構築をオーダーメードで提供する「しっかりプラン」も用意されているとのこと。こちらの価格は個別見積もりとなる。