三菱総研DCS、AWS活用のコストを最適化するコンサルティングサービスを提供

　三菱総研DCS株式会社は29日、クラウドサービスやデータ活用の価値最大化を支援するサービスブランド「FQ Smart＋」のラインアップにおいて、Amazon Web Services（AWS）利用料の過剰支出を明確にし、コストパフォーマンスのよいAWS活用をサポートする「AWSコスト最適化サービス」を提供開始すると発表した。

　「AWSコスト最適化サービス」は、AWS利用の“ムダ”の明確化、その結果に基づく環境に適したインテグレーション、利用企業自らによる継続的なコスト最適化を実現するための内製支援など、各企業に合わせたサポートを行うコンサルティングサービス。

　まず、契約から最短約2カ月でAWS利用実態とコストの妥当性を分析し、レポート形式で明確化する「コスト最適化クイックコンサルティング」を実施する。レポートではコスト効果や影響に基づき優先度を提示するので、何から対応を始めるべきかが明確になるとした。

　その後は、コスト最適化のためのインテグレーション（影響分析・作業計画立案・作業遂行・影響確認）を実施するとともに、三菱総研DCSのノウハウを生かし、Amazon EC2やRDSなど、AWSのサービス対象ごとに、見直すべき項目やポイントをハンズオン形式でレクチャーする。これにより、利用企業自身による継続的なコスト最適化が実現できるようになるとのことだ。

　なお今後は、Microsoft Azure向けのコスト最適化コンサルティングを2025年に開始予定する予定で、パブリッククラウドに関わるコスト最適化支援の幅を広げていくとしている。