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テラスカイ、米Flosumと国内での独占販売契約を締結 よりいっそうの開発の内製化促進を図る

 株式会社テラスカイは22日、米Flosumと、同社製品「Flosum」の国内における独占販売契約を締結したと発表した。「Flosum」を利用すると、Salesforceのリリース管理やCI(継続的インテグレーション)の運用を効率化できるという。

 「Flosum」は、Salesforce上でのリリース管理を効率化し、CI/CDを可能にするアプリケーション。Salesforceプラットフォーム上で稼働し、システムのリリースやバージョン管理など、開発者・システム担当者にとって負担が大きい作業工数を削減できるという。

 またリリース管理だけではなく、サンドボックスのデータを保護する「Data Masking」、Salesforce上の設定内容の変更を検知する「Trust center」も提供されており、これらを組み合わせてDevSecOpsを実現するとした。

 企業でのアプリケーション内製が中心である米国では、エンジニアから評価が高く、多くの企業で採用されているとのことで、テラスカイは、国内企業でも内製化が進むことを予見し、2019年7月に日本初の代理店契約を締結。株式会社カインズ、株式会社ジェーシービー、富士通フロンテック株式会社など、Salesforceの活用や内製化を推進する企業に採用されている。

 今回はさらに、同製品の独占販売契約を締結し、「Flosum」の活用による開発の内製化をいっそう促進するため、国内のリセラーパートナーによる販売経路の拡大を図るほか、マニュアルやFAQなどを充実させたWebサイト「サクセスポータル」の開設、ユーザーコミュニティの立ち上げなどを行う予定だ。

 また6月からリセラーパートナー企業の募集を開始し、パートナー企業とともに拡販を図る考えで、3年後には国内100社への導入を目指すとしている。