サーバーワークスのクラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」、Amazon ECSのタスクを自動実行/停止する新機能

　株式会社サーバーワークスは20日、クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」において、Amazon ECS（Elastic Container Service）向けに2つのアクションを追加すると発表した。これにより、任意のスケジュールでECSタスクの停止や実行を行えるようになったという。

　これまでは、ECSタスクの停止または実行をAWSマネジメントコンソール上で設定する場合、不定期なスケジュールでの実施設定が難しく、特定のタグを指定した制御はできないため、独自にスクリプトを開発する必要があった。

　そこで今回は、ジョブの自動実行などの機能を提供しているクラウド運用自動化サービスのCloud Automatorにおいて、「ECS：タスクを実行（Fargate）」アクションと「ECS：タスクを停止」アクションをそれぞれ追加した。これにより、AWSマネジメントコンソールでの操作や、独自スクリプトの開発をすることなく、任意のスケジュールでECSタスクの停止・実行を行えるとのこと。

　また、今回リリースされた2つのアクションを利用すると、タスクの実行や停止を自動化できるため、停止忘れなどを防止できるほか、EventBridgeイベントを設計・管理する必要がなくなるとのこと。さらに、Cloud Automatorが提供する多様なトリガーを用いて、柔軟なスケジューリングを行えるとしている。