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freee会計とScanSnap Cloudの連携機能がアップデート、取り込んだデータの保存先を明確に指定可能に

 freee株式会社は13日、株式会社PFUの「ScanSnap Cloud」と、自社のクラウド型会計システム「freee会計」の連携機能をアップデートしたと発表した。このアップデートにより、freee会計で保存先を明確に指定できるようになるため、最終ログイン事業所のチェックが不要になり、会計業務の効率化を実現するという。

 ScanSnap Cloudは、PFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap」でスキャンしたデータを、PCやタブレット、スマートフォンを使わずに、さまざまなクラウドサービスと直接連携させるサービス。同サービスではfreee会計とも連携しており、レシートや請求書などの紙の証憑類を電子化してfreee会計に取り込めるが、複数の事業所を持つ場合、従来は、freee会計で最後にログインした事業所のファイルボックスに書類データが取り込まれる仕様になっていた。

 今回のアップデートでは、freee会計で保存先を明確に指定できるようになったため、最後にログインした事業所をチェックする必要がなくなるという。また、タッチパネル搭載型のScanSnap(iX1600/iX1500)では、複数の事業所のアイコンをタッチパネルに設定可能にしており、スムーズに宛先を切り替えられるようになる。これにより例えば、複数の顧問先を持つ会計事務所が、顧問先ごとのアイコンをタッチパネルに設定しておくと、よりスムーズに業務を進められるようになるとのことだ。